特長

01複数の移動体への非接触給電

送電シート上の任意の位置で、途切れることなく複数のデバイスに非接触で電力を供給できます。
これにより、移動装置に対して非接触で電力を給電することができ、アクチュエータ装置の設計自由度の向上やクリーンルーム装置における発塵抑制、これまで電動機能を搭載できなかった搬送装置のパレットやシャトルへの給電など、産業用装置の高付加価値化を実現します。

02最大2cmの距離を離して給電

送電シートと受電機の間は最大2cmまで離した状態で給電環境を構築することができます。2cmまでの間で、離間距離が変化しても安定して給電を行うことができます。
送電シートと受電機の間には、樹脂製の物体が存在しても給電することができます。このため、送電シートを樹脂製の板により保護した状態で使用することや、受電機を樹脂製の筐体内部に設置して使用することが可能になります。

03薄く柔軟性のある送電シート

EleTapeの送電シートは非常に薄く柔軟で、さまざまな形状や環境に適応可能です。
この特性により、狭いスペースや曲がった面にも容易に設置でき、高い設計自由度を有しています。送電シートは今後さまざまな大きさ、機能の製品をリリース予定です。
これにより、移動装置に対し非接触で電力を給電することができ、アクチュエータ装置の設計自由度の向上やクリーンルーム装置における発塵抑制、これまで電動機能を搭載できなかった搬送装置のパレットやシャトルへの給電など、産業用装置の高付加価値化を実現します。

04連結して延長

EleTapeの送電シートは、1枚30cmの長さで簡単に連結して延長することができます。10m以上の連結事例もあり、長距離の給電ゾーンを形成することができます。
これにより、大規模な生産ラインや自動化システムにも柔軟に対応することが可能です。

05金属面でも利用可能な
オプション設計

通常、送電シートは大きな金属体の付近で使用できませんが、金属対応用の特殊なプレートを使用することで、金属面の上でも送電シートを使用できるようになります。
今後、金属面での使用が可能な製品ラインナップの追加を予定しております。詳細についてはお問い合わせください。

一般的なワイヤレス給電との
違い

EleTape

複数の移動体への同時給電が可能
  • 移動中の装置にも安定した電力を供給
  • AGV(自動搬送車)やその他の移動機器が稼働中にバッテリーを充電可能
  • 広い給電ゾーンを形成し、複数の装置に同時に電力供給が可能
薄く柔軟な送電シート
  • 送電シートが非常に薄く、柔軟性が高い
  • 狭いスペースや複雑な形状の機械装置にも簡単に設置可能
  • 設置コストの削減と既存設備へのスムーズな組み込みが実現
送受電間の金属異物の加熱を
最小限に抑える安全設計
  • 金属異物が加熱されづらい
  • 送電シートに金属異物が乗っても急激な温度上昇が発生しない
  • 安全性を確保しながらの非接触給電を実現

一般的なワイヤレス給電

  • 装置が停止している間にのみ給電可能
  • 移動体への給電は困難
  • 限られた範囲内での電力供給に留まり、複数体への同時給電は制限される
  • 送電装置が厚く硬い
  • 狭いスペースや複雑な形状の装置への設置が難しい場合がある
  • 設置に手間がかかり、コストも高くなることが多い
  • 金属異物が加熱されるリスクがある
  • 金属異物検知の機能が必要になる場合がある

利用シーン

お客様のニーズに合わせて、さまざまな送電シートや出力帯の送受電機の開発をいたします。

搬送装置

移動するパレット、シャトルの高機能化

移動するコンベアやパレット、シャトルなどへの非接触給電を実現し、生産ラインの生産性を向上させることができます。

移動するパレット、シャトルの高機能化
従来の有線給電方式では困難だった移動するパレットやシャトルへの給電を、非接触給電技術により容易に実現します。これにより、移動しながらの搬送対象の保持、移動、通電検査等の高機能化が実現します。
配線トラブルの軽減
非接触での給電により、ケーブルの断線や接触不良といった配線トラブルを回避できます。これにより、装置の稼働率が向上し、メンテナンスコストも削減できます。
耐久性の向上
物理的な接触部分がないため、摩耗や劣化のリスクが低減されます。これにより、装置の耐久性が向上し、長期間の安定運用が可能です。

アクチュエータ装置

移動を伴う装置のケーブルレス化

アクチュエータで動作する装置に対して非接触給電を提供し、効率的で信頼性の高い給電ソリューションを提供し、工場全体の生産性を向上させることができます。

配線の削減
従来の配線方式では、電力を供給するために複雑な配線が必要でした。EleTapeを使用することで、非接触で電力を供給できるため、配線の数と長さを大幅に削減できます。
設置とメンテナンスの容易化
配線が少なくなることで、装置の設置が容易になります。また、メンテナンス時にも配線の取り扱いが簡単になるため、作業時間とコストを削減できます。
信頼性の向上
配線の削減により、ケーブルの断線や接触不良のリスクが減少します。これにより、装置の信頼性が向上し、ダウンタイムを最小限に抑えることができます。
柔軟な設計
非接触給電により、アクチュエータの配置や移動が自由になります。これにより、装置の設計自由度が向上し、より効率的で柔軟な生産ラインの構築が可能になります。

クリーンルーム装置

非接触給電による清浄度向上

非接触給電技術により、粉塵の発生を最小限に抑え、装置内部の高い清浄度の生産環境を提供し、製造プロセスの信頼性を向上させます。

半導体製造装置
高度な清浄度が求められる半導体製造プロセスにおいて、接触の無い給電により粉塵の発生を防ぎます。
バイオ医薬品の製造
無菌環境を維持しつつ、機器への安定した給電を実現します。
精密機器の組み立て
埃や汚れの影響を受けやすい精密機器の製造プロセスでも、非接触給電が役立ちます。
航空宇宙産業
衛星や宇宙船の部品製造において、汚染を防ぎながら効率的な給電を提供します。

AGV・AMR

搬送装置の省バッテリー化

AGV・AMR等の移動体に対する新たな給電方式を実現することで運用効率を高め、コスト削減と生産性向上に貢献します。

駆動時間の延長
走行中に給電することで、AGVの駆動時間を大幅に延長します。これにより、充電のために停止する時間を削減し、AGVの稼働率を最大化します。
省バッテリー化
走行中に給電できるため、大容量バッテリーが不要となり、本体価格を抑えることができます。また、バッテリーの小型化により、AGVの設計自由度も向上します。
広い給電ゾーンの形成
既存の停止中給電方式と比べ、EleTapeは1つの送電機で広い給電ゾーンを形成することが可能です。これにより、1つの送電機から複数のAGVに対して同時に給電することができ、非接触給電設備の導入効果を向上させます。